加藤和恵原作『青の祓魔師』は「ジャンプスクエア」(集英社刊)に連載中の人気コミックスで、シリーズ累計発行部数は1700万部を突破。現在、コミックス19巻が発売されている。 魔神の血を引く奥村燐が、過酷な運命に抗い、双子の弟・雪男や仲間とともに悪魔を祓う祓魔師を目指す姿を描く学園ダークファンタジーで、加藤和恵による華麗なヴィジュアルと、仲間たちとの友情や衝突、親子・兄弟の絆と葛藤が描かれたストーリーは、幅広い世代から大きな支持を得ている。2011年にテレビアニメ化、2012年に劇場アニメ化、2017年にはテレビアニメ新シリーズ「青の祓魔師 京都不浄王篇」が放送され好評を博した。舞台版はこれまで3度上演されている。2016年上演の「京都紅蓮篇」に続く新作となる『舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ篇』では、原作コミックス10巻から15巻にあたるエピソードを舞台化。前作同様、原作者・加藤和恵の協力のもと、エモーショナルな人間関係の描写と殺陣やダンスを取り込んだダイナミックな演出を得意とする西田大輔が想いを込めて『青の祓魔師』の世界を余すことなく表現する。