映像化不可能と言われた丸尾末広ワールドを中村里砂、風間俊介ら豪華キャストの競演で実写映画化。【解説】1984年に丸尾末広原作の「少女椿」(青林工藝社刊)が発刊されて以来、アニメ映画・舞台化されて高い評価を受けたものの、その内容表現が海外の一部地域では上映禁止となるなど、物議を醸しだした。原作発刊から30年もの間、何度も実写映画化が試みられたものの、その世界観を描くむずかしさゆえに企画が立ち消えとなっていた。そんな中、短編映画『ミガカガミ』でモントリオール他、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOが、7年もの間映画化に奔走し、ついに自らの手で実写映画化を実現させた。【解説へ続く】