今回の主人公は、玄界灘に面した外津湾で高級ブランド鯛『穂州鯛』の養殖・加工を手掛ける「渡邉水産」の社長・渡邉美保子。穂州鯛の“穂州”とは13年前に亡くなった夫の名前。「旦那が残してくれた水産業をしたかった」と跡を継いだ母の思いにこたえ、玄海町を離れていた娘4人が地元に戻った。品質改良の努力を続けた結果、かつては1匹1,500円ほどだった養殖鯛が、今では穂州鯛として5,000円の値がつくまでになった。家族一丸となってブランド鯛を育て、「夫の愛した海の魅力を知ってもらい、一人でも多く地元に残って欲しい」と願う彼女の7ルールとは?