●監視対象No.679「磁力怪獣マグニグマ」について、ケニー御子柴博士より報告。北米西海岸の都市に出現した怪獣は強力な磁気嵐を発生させ、瞬くに街は壊滅状態に。あらゆる武器は無効化され、人々に抵抗する術はなかった…●監視対象No.334「終末怪獣ガララボラス」について、ギレルモ・マルケス博士より報告。北欧の小さな町に出現したその怪獣はロケットのような噴射を始め、自らを空高く打ち上げようとしていた…。世界各地に突如出現した個性豊かな怪獣達。当初は抵抗を試みた人類であったが、その巨大な力を前に、完全なる駆逐は不可能であるとの結論に達した。あらゆる分野の学者や分析官らが所属する国連怪獣監視団(通称:クーロンズ)は、数百体にも及ぶ怪獣達を監視・分析し、怪獣と人類が共に生きる世界を模索し続けるのであった。