千夏(小宮山莉渚)は、恋人の太呂(竹野世梛)からのエスカレートする性的な要求や束縛に追い詰められていた。限界に達した千夏は、線路に飛び込みかけたところを警察に保護される。知らせを受けた母・伊麻(栗山千明)は警察に駆けつけ優しく受け止めようとするが、千夏は「ママに相談しても意味がないよ…」と心を閉ざす。伊麻は傷つきながらも、千夏を守るため太呂のもとへ向かうが、逆に「千夏を理解しているのは俺だけ」と言い放たれてしまう。部屋に閉じこもり、「愛なんて分からない」と涙を流す千夏に、伊麻や氷雨(伊藤健太郎)たちの言葉は届くのか――。