命玉の封印は、彼が戦い続ける限り、いつかは解かれる。林一帆は、これこそが自分が選ばれし子である証拠だと考え、これを漫画に描くことを決意。一方、白幽霊は、風の影響を利用して時空の隙を開き、台風「風伯」を銘山の遠海に通過させる。林一帆の漫画は読者に愛され始め、映画化やテレビ化のオファーが舞い込む。契約のために出かけた林一帆は、台風が銘山の街に与えた影響、すなわち不安定な時空的エネルギーや頻発する“夢遊病”の市民を目にした。天枢のメンバーである司薬(葉琪)と陸仲山は、妖怪が現世に侵入したのではないかと疑う。林一帆、秦黙、陸航は湾岸エリアの異常な時空間エネルギーを調べに行き、“夢遊病”の市民に襲われるが、それはすべて現世に侵入した妖怪・嘲風が原因と気づき、戦いを挑む。