紘海(北川景子)と血が繋がっていないどころか、自分が親元から紘海によって奪われた子供だと悟った美海(一色香澄)は、激しく動揺する。一方、紘海の犯した罪を知った望月(筒井道隆)は、旭(大森南朋)に本当のことを伝えられずにいたが、隠し通せるわけもなく、ついに紘海の娘・美海が萌子だと打ち明ける。信じがたい事実に狼狽する旭。一刻も早く生きている娘の姿を確かめたい旭は、望月の制止を振り切って部屋を飛び出していく。すると望月は…。その頃、紘海と美海は逃げるようにアパートを出て、美海の誕生日に行く予定だった長野の姨捨へ向かうことに。美海は念願の旅行に笑顔を見せるが、紘海のそばを離れた瞬間、その顔には不安の色が。紘海もまた、美海と過ごせる時間が残りわずかだと理解していた。するとそこへ、旭が現れ…。