暴力、貧困が蔓延り人々が互いの生命線を奪い合う「犯罪都市」の異名を持つ、開港市。あらゆる悪事を自らの権力により揉み消していく財閥会長・五条。その悪事に加担し自らもその権力を拡大していく韓国マフィア・金数義。彼らの手により再開発が進められこの街の住民の生活と平和が危ぶまれる中、それを阻止すべく秘密裏に特捜班が結成される。そのメンバーには、刑事課の強行犯である熊本、西崎、野原、そしてもう一人…韓国マフィアの息子殺害の疑いで服役中の元強行犯警部・虎田が選ばれた。五条を検挙するため虎田率いる特捜班が捜査を進めていくが、次々とその悪の様相が明らかになっていく。財閥、マフィア、ヤクザ、更には検察などの権力組織、次第に明るみとなっていく「真の悪の存在」や「裏切り者」は一体誰なのか？欲望の果てに見える景色とは？この街で、生き残りを懸けた死闘が繰り広げられる。
