アニメーション作家、坂本サクが監督・アニメーション制作・原作・脚本・音楽の五役を務め、たった一人で作り上げた長編アニメーション映画第一作。国際アニメ映画祭の世界最高峰、アヌシー国際アニメーション映画祭2019のミッドナイトスペシャル部門で招待上映された他、三大アニメ映画祭の一つ、ザグレブ国際アニメーション映画祭2019では日本映画で唯一、長編映画グランドコンペティションにノミネートされるなど、世界的に高く評価された。人気声優の花澤香菜がヒロインの女子大生りんの声を務め、鬼気迫る絶叫演技などが海外でも絶賛された。今回の<リファイン版>は、2018年の劇場公開版より60カット以上を修正したバージョンで、2023年に劇場で初上映された。恐ろしい噂が絶えない巨大集合住宅を舞台に、そこに住むことになった女子大生が様々な怪異に襲われながら、やがて施設に秘められた意外な真実に迫っていく。
